POST:2018/10/04UPDATE:2019/10/16

「WES AUDIO _TITAN」レビュー:USB、LAN接続対応「ng500」対応ラック。音質は非常に良いが互換性に若干の懸念も…。

_TITAN

NG500対応モジュールは全部コントロールできる!

当たり前の話なのですが、NG500対応のモジュールにおいてはモジュール別にPCに接続することなく、一括でコントロールできるようになります。 1スロット単位でUSB接続していると、どうしても見た目がスッキリせず配線も邪魔なので、NG500のものはすべて_TITANで接続するとスッキリします。 何と言ってもリモートコントロールできる恩恵は大きい。 さらに、モジュールを手動で動かしても、プラグインと連動しオートメーションが書けたりするので、フィジカルコントローラとして利用できます。

背面にはXLR端子とUSBとLANコネクタ

背面には通常のXLRがIN/OUTそれぞれ10個付いております。 その他、OMNIポートみたいなものは付いていなく、オーソドックスなAPI500ケースと言えるでしょう。 個人的にAPI500ラックにはD-SUBを付けて欲しかったのですが、XLR端子のみとなっております。 なお、USBとLANが付いておりますが、こちらはGCon専用の端子となっており、今のところはコントローラ用としか利用できません。 もしかしたら、オーディオインターフェースになるようなオプションを考えているのかもしれません。

USB、LANともに接続における差異は感じることができませんでした。 個人的にはUSBより接続のしやすさといった面で、LAN接続が便利です。 なお、初期設定においてはUSBが必要となる場面もあるかもしれませんが、 現在のファームウエアはDHCP対応しているので基本はLANで大丈夫だと思います。 LAN接続であってもファームウエアの更新などは普通に行えますので安心です。

電源は別タイプ

10スロットという製品仕様上、電源は内蔵しておらず別電源になっております。 このため、本体に熱を持つことが無くモジュールの環境は良いと言えます。 120vタイプの電源ですので、120vで使うことをオススメします。 また、本体に電源が付いておらず電源モジュール側でスイッチを入れるようになっておりますので、こまめに電源を付けたり消したりする方は、意外と不便に感じます。

互換性に懸念

良いことづくめのような_TITANですが、一つだけ懸念するところがあります。 それはNG500という規格上、ソケットのピンが増えたため、通常のものより長いソケットになっております。 このため、API500でソケットを覆うようなカバー付きのもので入らないものがあります。 こちらで確認したところ、Lindell AUDIOのハードカバー付のものは奥まで入りませんでした。 もちろんハードのカバーを取るなどしたら入る可能性がありますが自己責任となりますので、あまりオススメできません。 ちなみに汎用部品にするためでしょうか、PCIソケットと同じものが採用されています。

未来を感じたい人におすすめのラック

この_TITANですが、まだまだNG500対応の製品が少なく、WESAUDIO社一社からしかでておりません。 対応している製品も、_MIMAS、_DIONE、_HYPERIONの3商品しかないのが現状です。 どのモジュールも非常に上質であり、通すだけでアナログ感を醸し出すことができます。 何といってもアナログがVSTやAAXでコントロールできる数少ない商品。 トータルリコールを含め、非常に未来を感じるプロダクトですので、思わず集めたくなります。 もちろん基本性能はばっちりですので、今後NG500を追加する予定があるのであれば、迷わず_TITANで揃えてください。

商品情報

商品名:
メーカー商品ページ:
メーカー:
メーカーURL:
対応フォーマット:
タグ:

同メーカーのその他アイテム