POST:2018/09/23UPDATE:2019/05/26

「Vertigo VSC-2」レビュー:ねちっこさが魅力のスムーズコンプレッサー

Vertigo VSC-2

高レシオでもスムーズ

コンプレッサーの高級かそうじゃないかって、レシオの設定にあるのではないかと最近考えるようになりました。Vertigo VSC-2は、Quadと言うだけあって、VCAコンプレッサーが4段入っているそうです。なるほど、それでスムーズなのかと一人で納得してしまいました。 コンプレッサーって、音を圧縮するため、そのサウンドに付随したアンビエントも持ち上げてくれるのですが、その効きがすごく気持ちよい! 特にリバーブ成分がある程度入っているシンセやボーカルなどを持ち上げてみると、アンビエンス部分のリリースで気持ち悪い感じになるのですが、これはスムーズにアンビエンスも持ち上げて綺麗にリリースしてくれますので、目の前に空間が広がります。

マスターで利用も気持ちいい

実機はマスターコンプの位置づけで非常にお高い製品だけあり、マスターセクションに通すだけでほんのりと音がリッチになります。倍音が付加され、音が温かくなるといった印象を受けました。もちろん、バスコンプでもありますので、SSLとは違った魔法の粘りが増し、楽器間の繋がりを良くしてくれます。
Manleyなんかとは違ったリッチ差があり、どちらかというとPorticoのようなかかり具合です。

機能面も充実

サイドチェインフィルターは60Hz、90Hzと切り替え式、KICK成分が多めの音楽でもポンピングせずに綺麗にまとめてくれます。また、RatioにあるSoftとBrickについてですが、Softは可変Ratioになっており、ソースに応じたRatioを自動で設定してくれます。 Brickと違ってCompかけてます感は非常に薄いですが、Peakを見てみるとしっかりと押さえてくれており、ギターなんかのインストには非常に向いているモードです。反面、Brickはドラムループなどにかけると、ぐあっと持ち上げてくれますので気持ちの良いサウンドに早変わり。

まとめ

実機は正直聞いたことないのですが、プラグインでこのレベルですので、実機はかなりスゴイ製品なのでしょう。お値段も百万円近い値段がするので、スゴクなかったら困るのですが、プラグインでこのレベルが出てくると、制作環境としてはずいぶんと楽になりました。 持っていない人はぜひチェックしてみてください。かなりいろんな場所で使えますよ!

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